どうも〜ミルクです。s3お疲れさまでした。
今回はs3で最終1位をとった構築を紹介します。
レンタルは最後に貼っときます。
並び
構築経緯
シーズンが始まった瞬間にスカーフテツノツツミ+チョッキテツノカイナ+クッションの並びが強いと思いクッションに対策していない相手を詰ませる事が出来るキョジオーンを採用してこの3体から構築を組み始めた。
この並びだと相手のサーフゴーが重く、サーフゴーに後投げしながら裏まで崩しにいける眼鏡テツノドクガを4体目に採用した。
ここまで地面の一貫を切れていない+テツノドクガやテツノカイナなどの崩し枠を安全に出すための対面操作枠が欲しかったので5体目にアーマーガアを採用した。
シーズン中盤までこの並び+@1で対戦していたがシーズンが進むにつれセグカミと呼ばれるセグレイブ+ハバタクカミの並びが増えてきたので、その2体に不利をとるスカーフテツノツツミの枠を有象無象を蹴散らす事ができるスカーフハバタクカミに変えて採用した。
この5体だとキョジオーンが重めなのと、電気の一貫が気になったので隠密マントガブリアスを終盤まで@1に採用していたが、キョジオーンが終盤になるに連れ目に見えて減っていった、この構築で重いガブリアスやコノヨザルが終盤増えてきた、などの理由からガブリアスやコノヨザルに五分以上に殴りあえて対キョジオーンの役割を可能な限り落とさず、全てを破壊できる命の玉セグレイブを採用して構築が完成した。
構築コンセプト
・サイクルを回してスカーフカミで一掃する
・キョジオーンが誘うメタポケモンに対して勝てるようにする
・環境にいる構築に対してプレイングで全対応できるようにする
個体紹介
ハバタクカミ@拘りスカーフ
テラスタイプ:フェアリー
特性:古代活性
性格:控えめ
149(148)/x/95(156)/198(+196)/156(4)/156(4)
※攻撃個体値5
パワージェム
滅びの歌
HB-意地カイナの地面テラス地震確定耐え
Sブーストイダイナキバの地面テラス地震確定耐え
C-11n
ムーンフォースで無振りツツミを確定1発
HD-控えめカミのシャドーボール確定耐え
187カミの眼鏡テラスムーンフォース81.25%耐え
S-あまり
本構築最強のポケモンであり構築の核
技構成は一致打点のムーンフォース、シャドーボールは確定で@2には構築単位で重いウルガモスを破壊したりムーンフォースの一貫を切るために炎テラスした相手の打点になるパワージェム、壁やバトン構築に対してeasyWinを取れる滅びの歌で完結してる。
素早さに努力値を割かなくても最速イダイナキバを抜けるので、素早さをスカーフでカバーして努力値を耐久と火力に大きく割く事で、相手視点「Cに努力値を振っている火力+HBにかなり振っている+素早さにも振っている」とかいう意味不明なことを起こす事ができる。
サイクルを回した後のスイーパー、優秀なタイプによるサイクル性能、滅びの歌の詰ませ、など全てが最強だった。
このポケモンを思いついたからこそ今期勝てたと言っても過言じゃないレベルで活躍してくれた最高のポケモン。ありがとう、ハバタクカミ。
テツノカイナ@突撃チョッキ
テラスタイプ:地面
特性:クォークチャージ
性格:意地っ張り
229/211(+252)/128/63/114(204)/77(52)
HB-211セグレイブの地面テラス地震を確定耐え
HD-205カミの眼鏡ムーンフォースを最高乱数切り
A-ワイルドボルトで無振りカミを確定1発
S-同速意識(Sに下降補正かけたジバコイルを抜ける)
サイクル性能と対面性能が噛み合ってる最高のチョッキ枠
技構成は殴りながら回復できるドレインパンチ、サーフゴーの打点になる地震、対面操作技のボルトチェンジは確定で終盤までカイリューの打点になる冷凍パンチを採用していたが、エナジーブーストカミにテラスタルが無いと対面負ける、環境にいるカイリューの殆どがHBに寄せられていたので冷凍パンチでも押しきれないのが気になって最終日だけ一致打点であるワイルドボルトを採用した。
このポケモンはチョッキセグレイブとよく比較されるが、チョッキセグレイブはテラスを切った時の対面性能が最強格の変わりにテラスを切らないとタイプが弱いという弱点を持っているのに対して、このポケモンは対面性能を保ちつつ、終盤増えたジバコイルに電気タイプ+チョッキで後投げが安定する、ボルトチェンジで対面操作ができる、ステルスロックが半減などサイクル適正が高いのが魅力なので対面性能だけでセグレイブとテツノカイナを比べるのは少し違う。
シーズン序盤にふざけてこのポケモンの起源主張をしてたら一部の怖い人達にブチギレられたが最強の使い手主張は流石に許してもらえると思ってる、、、
キョジオーン@食べ残し
テラスタイプ:水
特性:清めの塩
性格:腕白
207(252)/121(4)/166(+4)/x/140(236)/57(12)
塩漬け
守る
自己再生
HB-食べ残し込みで211セグレイブの巨剣突撃確定2耐え
HD-205ハバタクカミのムーンフォース+テラスムーンフォースを食べ残し込みで確定耐え
AS-あまり
僕達が信じた偉大すぎる塩
技構成は塩漬け、守る、自己再生は確定でシーズン中盤まで鉄壁を採用していたが、シーズンが進むに連れ隠密マントサイコショックサーフゴーが増えた影響によりキョジオーンを投げにくくなったので地震を採用した。
現環境でも素の性能の高さは健在で、このポケモンを倒す為に隠密マントや身代わりなどを絡める人が多く、そういった単体性能が低くなってるポケモンを本構築のパラドックス集団でケアする事で十全に使う事ができた。
また、地震が本当に偉くショックサーフゴーのケアはもちろん、本構築でキツいカバルドンに対しても塩漬け地震を絡める事で処理速度が格段に早くなったのでカバルドン展開にも有利をとることができるようになった。
このポケモンとテツノカイナはシーズンが始まってから最後まで使ってたので滅茶苦茶思い入れがある。最高の塩。
テツノドクガ@拘り眼鏡
テラスタイプ:炎
特性:クォークチャージ
性格:臆病
155/90/80/192(252)/131(4)/178(+252)
オーバーヒート
炎の舞
蜻蛉返り
HD-187ハバタクカミのシャドーボール2連最高乱数切り耐え
CS-ブッパ
パルデアの特殊版破壊神
技構成はオーバーヒート、ヘドロウェーブ、炎の舞は確定で@1には相手の釣り出しを許さない蜻蛉返りを採用した。
このポケモンはカイリューが入っていないサーフゴー絡みに特に強く、対面操作技を駆使しながらサーフゴー対面を作るだけで1体持っていく事ができるのでカイリューが少ない序盤中盤までは本当に強かったが、終盤になるに連れてカイリューが増えてきたので刺さりが悪くなっていたのが悲しい。
だけど、キョジオーンがいない受け寄りの構築を破壊したり、選出画面の圧力は依然として強力だったので最後まで使用した。
単体性能が高い、特殊耐久が高い、炎タイプ、オーバーヒートを外しまくる芸人魂など、このポケモンにホウオウの幻影をみたので割とお気に入りになったポケモン。
アーマーガア@お盆の実
テラスタイプ:ドラゴン
特性:ミラーアーマー
性格:腕白
205(252)/107/172(+252)/x/106(4)/87
ボディプレス
蜻蛉返り
羽休め
HB-ブッパ
HD-あまり
少し珍しい3wアーマーガア
技構成は対面操作の蜻蛉返り、入れない理由が無い羽休めは確定で、全てのコノヨザルがテラスを切らずに突っ込んでくるのを咎めるブレイブバード、ドドゲザンを虐めるボディプレスを採用した。
このポケモンは単体性能だけでみたら微妙だが、このポケモンは後続と組み合わせる事で真価を発揮し、優秀なタイプ+基本的になんでも一発耐える耐久+蜻蛉返りの対面操作がとにかく優秀で、一旦このポケモンをクッションにした後ドクガやハバタクカミを降臨させるだけで勝てる対戦も結構あった。
最終盤増えたコノヨザルやクエスパトラに対しても強く、コノヨザルにはブレイブバードで安定した削り、クエスパトラには滅びの歌と合わせて羽で耐久して処理、と最終日滅茶苦茶活躍してくれた。
最後の対戦もこのポケモンが活躍してこのポケモンも最終1位に沢山貢献してくれた。ありがとうアーマーガア。
セグレイブ@命の玉
テラスタイプ:地面
性格:意地っ張り
191(4)/216(+252)/112/x/106/139(252)
巨剣突撃
氷の礫
剣の舞
AS-ブッパ
H-あまり
本構築の影の立役者
技構成は安定打点の地震、玉で滅茶苦茶火力が出る先制技の氷の礫は確定で@2に馬鹿火力の巨剣突撃、キョジオーンに多少抗うための剣の舞を採用した。
このポケモンはキョジオーンを選出したら狩られそうな並び(ガブリアス入りとかコノヨザル入り)に対して選出をして、キョジオーンが誘う単体性能が低いポケモンをこのポケモンの圧倒的パワーで無限に破壊していた。
また、セグレイブで初手テラスをして後続のカミアマガで詰める動きも滅茶苦茶強く、初手セグレイブで荒らした後カミで滅びを打ってアマガで羽休めを打つだけで壁構築は9割以上カモる事ができた。
このポケモンは最終日3日くらい前にいきなり採用したが、滅茶苦茶活躍してくれて最後の対戦ではこのポケモンが対戦を決めてくれたし構築のラストピースとしては素晴らしい活躍をしてくれた。
最終1位を取れたのはお前のおかげだ。ありがとう、セグレイバー。
構築の要点
・メタを跳ね返すキョジオーン軸
キョジオーンは現環境でも最強クラスの単体性能を持っているが、もちろん上位勢は全員キョジオーンを倒せるように構築を作っているので、隠密マントサーフゴーを始めとした色んなキョジオーンメタを仕込んでいる。だが、隠密マントサーフゴーなどは、キョジオーンには強いがどうしても単体性能は低くなりがちである。そういったポケモンを数値やタイプが強いパラドックスポケモンで返り討ちにする事でキョジオーンメタに屈しないキョジオーン構築を使用する事ができた。
・強い選出を複数用意する事
前述の通り本構築はキョジオーンメタに強めなキョジオーン構築だが、それでも隠密マント剣舞ガブリアスやコノヨザルなどサイクルを回そうとしたら破壊されるようなポケモンが用意されてる時も当然ある。だが、強い選出を複数用意することでキョジオーンが通らない並びにはセグレイブを絡めた対面選出、それも駄目ならアーマーガアを絡めた選出…といった風に複数の選出を用意することで対応範囲を極限まで広くする事に成功した。
後書き
s1とs2では結果が残せなかったので今期結果を残せたのはとても嬉しいです。僕は正直s1とs2の環境が嫌いだったのでこのパラドックス環境は一部の技(地割れとか地割れとか地割れ)を除いてとても楽しくポケモンをする事ができました。
この並びはシーズンが始まった瞬間から考えていて僕と構築を共有していたじゃすぽけさんも最終1位チャレまで行ったので間違いなく構築は最強格だったし最初から最後までずっと煮詰め続けた構築で最終1位を取れたのは本当に嬉しかったです。
今回の最終1位の結果は嬉しかったけどまだまだsvは始まったばかりだし僕も今回の結果でモチベが滅茶苦茶回復したのでまた最終1位を目指していきたいです。
・一緒に構築を煮詰め続けたじゃすぽけさん
・色証のA5ハバタクカミをくれたAlexさん
無限に感謝
レンタル
Twitterにあげてるやつと調整は一緒だけど一応セグレイブにパルデアチャンピオンの証つけた
何か質問があればDMまで